ロシア:ロシアの港湾で石炭荷役タリフが値下がり
掲載日:2025年7月18日
2025年7月3日付けの地元メディアによると、調査会社Neft Research(NR)によれば、2025月6月、ロシアの港湾における石炭荷役のタリフは9.2~13USD/トンで、前月比7.3~18.8%、前年同月比23.3~48.6%値下がりとなっている。
値下がりの理由は、貯炭場の在庫が過剰であること、石炭価格の下落により輸出供給の採算が取れないこと、港湾利用量が不十分であることにある。タリフはさらに5~10USD/トン程度下がる見込みで、荷役原価に近づきつつある。この状況は石炭輸出の採算性が回復するまで変わらないと見られている。
石炭輸出の採算性を上げる要因として考えられることは、下記の通り。
中国での猛暑による電力需要の増加が見込まれる
6月から開始される中国山西省の環境監査により生産停止・輸入需要の増加の可能性がある
インド及び南東アジア諸国への供給が増加している
ロシア鉄道の輸送料金割引など国家支援が進められている
このほか、中国の石炭輸入税が廃止も考えられるが、実現の可能性は低いと見られている。
値下がりの理由は、貯炭場の在庫が過剰であること、石炭価格の下落により輸出供給の採算が取れないこと、港湾利用量が不十分であることにある。タリフはさらに5~10USD/トン程度下がる見込みで、荷役原価に近づきつつある。この状況は石炭輸出の採算性が回復するまで変わらないと見られている。
石炭輸出の採算性を上げる要因として考えられることは、下記の通り。
中国での猛暑による電力需要の増加が見込まれる
6月から開始される中国山西省の環境監査により生産停止・輸入需要の増加の可能性がある
インド及び南東アジア諸国への供給が増加している
ロシア鉄道の輸送料金割引など国家支援が進められている
このほか、中国の石炭輸入税が廃止も考えられるが、実現の可能性は低いと見られている。
(モスクワ事務所 屋敷 真理子)
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