インドネシア:インドネシア政府、2026年RKABで鉱物・石炭生産目標を引き下げへ
掲載日:2026年1月9日
2025年12月22日付の地元報道によると、エネルギー・鉱物資源省(ESDM)大臣は、政府が2026年の企業予算作業計画(RKAB)に記載された鉱物・石炭の生産目標を引き下げる方針であることを明らかにした。今回の措置は、需給バランスの管理を目的としている。同大臣によれば、現在、石炭価格は、インドネシアを起点とする世界的な供給過剰によって大きな下落圧力を受けており、石炭の需給を調整するため、生産量の削減が必要だとしている。現在、インドネシアの石炭供給量は年間約5億~6億トンに達しており、これは世界の石炭貿易量約13億トンのほぼ半分に相当する。この供給過剰の状況が、石炭価格下落の主因となっているという。
政府は、事業者が適正な価格を確保できる環境を整えるとともに、国家としても適正な収入を確保することを目的としている。生産抑制の狙いは価格対策にとどまらず、国内資源の過剰な採掘を防止することにもあると強調している。さらに政府は、将来にわたり鉱物・石炭資源を安定的に確保すると同時に、RKABを通じて環境規制を無視する企業を排除する狙いもあるとしている。
政府は、事業者が適正な価格を確保できる環境を整えるとともに、国家としても適正な収入を確保することを目的としている。生産抑制の狙いは価格対策にとどまらず、国内資源の過剰な採掘を防止することにもあると強調している。さらに政府は、将来にわたり鉱物・石炭資源を安定的に確保すると同時に、RKABを通じて環境規制を無視する企業を排除する狙いもあるとしている。
(ジャカルタ事務所)
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