ベトナム:Vinacomin 、政府に発電用石炭価格の引き上げを申請

掲載日:2013年4月18日

ベトナム:Vinacomin 、政府に発電用石炭価格の引き上げを申請 (PDF : 122KB)

2013年4月16日付け地元報道によれば、 Vinacomin は政府に対して国内発電所向け石炭価格の引き上げを申請している。石炭生産コストが石炭販売価格を上回っており、 Vinacomin の経営を圧迫しているという。しかしながら、専門家によると、石炭販売価格が上がれば、電力業界は間違いなく電気料金を値上げし、更にインフレになるであろうと語っている。
Vinacomin の Nguyen Van Bien 副総裁(経済担当)によれば、石炭業界は窮地に立たされているという。今年に入って、国内電力向けの石炭販売量は明らかに増加し、昨年は石炭販売量の10~15%が国内電力向けであったが、今年の第1四半期では50%を超えているという。
さらに、石炭業界は輸出の急激な減少で困難に直面している。昨年までは国内の損失を輸出でカバーしていたが、今年は輸出価格が昨年比で約30%も下落したことにより、輸出額及び輸出量ともに急激に落ち込んでいる。
あるベトナム電力協会の幹部は、炭鉱における近代化技術移行への失敗が、高い石炭生産コストと低生産性を生んでいるとも述べている。

(石炭開発部 串田智)

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