ロシア:ロシア鉄道とTEPK、協力協定に調印

掲載日:2013年11月28日

ロシア:ロシア鉄道とTEPK、協力協定に調印 (PDF : 122KB)

現地報道によれば、ロシア鉄道と Tuva Energy & Industrial Corporation(TEPK)は10月17日、エレゲスト炭田(2013年春に TEPK が開発ライセンスを取得)からの石炭輸送量保証と鉄道インフラ整備に関する協力協定に調印した。
ロシア鉄道は同協定に従い、エレゲスト~クィズィル~クラギノ支線からの積み出しを保証するためにメジドゥレチェンスク~タイシェット区間の鉄道輸送量を増強する。ロシア政府の決定によれば、このインフラ整備に、国の投資基金から440億 RUB(約1320億円)が使われる見込み。他方 TEPK は、クラギノ駅から極東地域の港に向けて、2018年以降、最大で年間1500万tの石炭出荷を保証する。開始時期、ルート及び輸送量、月別スケジュールに関しては個別の協定によって決めることとなっている。
この他双方は、 TEPK の鉄道輸送技術向上に向けた対策を共同で取ることを決めた。今回の協定は2030年まで有効。

(モスクワ 屋敷真理子)

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