ロシア:露中石炭分野協力~ザバイカリエ地方で炭鉱開発
掲載日:2013年12月26日
ロシア:露中石炭分野協力~ザバイカリエ地方で炭鉱開発 (PDF : 119KB)
現地報道によれば、 En+ Group と中国の神華集団の合弁会社 Razrez Ugol は、ザバイカリエ地方の Zashulanskoe 炭田の探鉱開発権を落札した。落札価格は4億4,690万 RUB で、プロジェクトへの投資総額は300億 RUB 以上と予想されている。同炭田から産出される石炭は、高カロリー・低硫黄で、推定埋蔵量は C1カテゴリーで2億5,200万t。今後2年間地質探鉱を実施して埋蔵量を確認、2018年に生産を開始し、2021年には計画生産量年間600万tに達する見込み。露天掘りで産出される石炭はザバイカル地方での発電などに使われる他、中国に輸出される。同プロジェクトは神華集団によるロシア石炭産業に対する初投資となる。
(モスクワ 屋敷真理子)
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