ロシア:ケメロヴォ州Dzerzhinsky炭鉱でガス爆発事故
掲載日:2014年2月20日
ロシア:ケメロヴォ州Dzerzhinsky炭鉱でガス爆発事故 (PDF : 113KB)
現地報道によれば、1月22日夜プロコリエフスク市の Dzerzhinsky 炭鉱で、メタンガスの爆発事故が発生した。爆発地点は主要な作業場から最も離れた場所の切羽で、周囲にいた9名のうちうち2名が死亡した。坑内から90名が自力で脱出、13名が救出され、うち2名が一酸化炭素中毒で入院した。死亡者のうち一人は、喫煙用具と麻薬作用のある顆粒を携帯していたとみられている。
22日の事故を受け、翌23日、ケメロヴォ州のトゥレーエフ知事は、クズバス地域の全石炭企業を査察するよう指示した。査察は、特に安全規則の遵守状況に焦点を当てて行われる見込み。
22日の事故を受け、翌23日、ケメロヴォ州のトゥレーエフ知事は、クズバス地域の全石炭企業を査察するよう指示した。査察は、特に安全規則の遵守状況に焦点を当てて行われる見込み。
(モスクワ 屋敷真理子)
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