ロシア:ロシア鉄道、シベリア鉄道及びBAM鉄道近代化費用見積もりを倍増

掲載日:2014年4月3日

ロシア:ロシア鉄道、シベリア鉄道及びBAM鉄道近代化費用見積もりを倍増 (PDF : 108KB)

現地報道によれば、現在ロシア政府との合意があるシベリア鉄道及び BAM 鉄道近代化プログラムでは、費用を総額5,621億RUBとしていた。これは Evraz、TEPK、Mechel 等が開発する極東の炭田からの石炭輸送を想定し、2018年に向けて輸送力を年間5,500万tに拡張する計画となっている。今回ロシア鉄道は、加えてクズバス地域からの SUEK、Mechel、SDS-Ugol 等が生産する石炭輸送量が、2012年の3,250万tから、2020年に向けて2倍の7,180万tに増加すると見込まれていることから、シベリア鉄道及び BAM 鉄道近代化プログラムを見直し、費用について1.2兆RUBと見積もっている。
ロシア鉄道は、追加費用のうち160億RUBについて国家支援を求める意向であると報道されている。

(モスクワ 屋敷真理子)

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