コロンビア:Cerrejon、鉄道のバリケード封鎖で石炭輸送に支障を来たす

掲載日:2014年7月17日

コロンビア:Cerrejon、鉄道のバリケード封鎖で石炭輸送に支障を来たす (PDF : 312KB)

2014年6月26日付け業界紙によると、コロンビアの石炭生産会社Carbones del Cerrejon(以下「 Cerrejon 」)注1は、同社所有の延長150kmの鉄道がバリケード封鎖されたことで、輸出契約不履行の可能性を抱えていた。
この鉄道封鎖により、 Cerrejon は Bolivar 港への石炭輸送ができずにいた。
この事態は、警備会社 Sepecol が Cerrejon との警備契約を更新しなかったことに警備員らが抗議を開始した2014年6月18日から始まったもので、2014年6月20日には警備員らが鉄道の一部を封鎖したことで事態は悪化した。
その後、2014年7月1日付け業界紙によれば、6月26日に会談が行われCerrejon の新たな警備契約先の Vise 及び Vigil 警備会社が Sepecol の従業員300名を雇用することで、 Sepecol 労組が合意、バリケードを解除したため事態は収拾し、 Cerrejon は石炭の搬送が可能となった。なお、この話合いには、労働省、動力エネルギー省、内務省、地元政府が仲介役を務めたとされる。
また、 Cerrejon は2013年、1ヶ月間のストや、 FARC(コロンビア革命軍)の仕業と思われる爆弾襲撃などで、生産量を33百万トンに下げ、前年比4.6%の生産減を記録した。

注1:Cerrejon(本社ボゴタ)は Guajira 県に位置する高品質の石炭鉱区で石炭の抽出、生産、輸送、船積みを行っている。ラ米最大の炭鉱 Cerrejon Zona Norte や、 Cerrejon Central 、 Patilla 炭鉱で操業中。また、 Cerrejon Zona Surで探査中。 Guajira の石炭推定埋蔵量は4,000Mt 。 Cerrejon の経営権は、Anglo American 、 BHP Billiton 、 Xstrata が等分で保有する。

(リマ事務所 岨中真洋)

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