ベトナム:副首相 石炭火力発電所は石炭灰処理計画が条件

掲載日:2015年8月27日

ベトナム:副首相 石炭火力発電所は石炭灰処理計画が条件 (PDF : 132KB)

8月21日付け地元報道によると、 Hoang Trung Hai 副首相は、効果的な灰処理計画を示さない限り、石炭火力発電所プロジェクトの開始は認められないとした。
Binh Thuan 州 Vinh Tan2号機石炭火力発電所の近隣住民からの、石炭灰による大気汚染への抗議を受け、政府が決めた厳しい基準である。
産業貿易省(MOIT)は、操業中の石炭火力発電所及び建設中の石炭火力発電所(Vinh Tan2、An Khanh1、 Vung Ang1、 Song Hau1及び Long Phu1を含む)に対し、石炭灰の建材及び道路建設へのリサイクル計画の策定を命じる。
副首相は、建設省に対し、 MOIT と協力し、石炭灰を建設資材に使う企業へのインセンティブの提案に参画するよう命じた。
天然資源環境省は、石炭火力発電所の灰処理プロセスの環境上の影響を評価し、石炭火力発電所が環境保護要件を満たしていることを確認するための検査を定期的に実施する。
現状では、ベトナム電力公社、 VINACOMIN 及び Vietnam Oil and Gas Group(PVN)が投資する国内18の石炭火力発電所は、国内総電力容量の40%を占め、この比率は2020年48%、2030年には53%と上昇する。
石炭火力発電所は2千万トン/年間の石炭を消費し、300万トン/年の石炭灰を排出、そのほとんどが敷地内に埋設か、リサイクルされずに他の場所に運ばれている。

(石炭開発部 辻誠)

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