ロシア:サハリン石炭統計
掲載日:2016年1月28日
1月13日の現地報道によると、「同州エネルギー・公共事業省は、2015年のサハリン州内の石炭企業による石炭生産が前年比21%増、約550万tだった」と発表した。最も生産量が多かったのは東部鉱山会社で、同社の生産量は前年比約31%増、370万t以上だった。生産量拡大率が最も高かったのはソンツェフスキー炭鉱で、東部鉱山会社は同炭鉱で320万t以上を生産した、としている。東部鉱山会社の生産量拡大は、同社が数十億ルーブルを投資した機材の新規導入やシャフチョールスク港近代化の結果である。2016年第一四半期にも、新規導入機材の稼働が予定されており、今年もソンツェフスキー炭鉱における生産拡大が見込まれるという。
その他大手石炭生産会社の2015年生産実績は、 Gornyak-1:80万8600t、 Uglegorskugol:42万3200t、西部石炭会社:18万t、中央石炭会社:27万7400tだった。
アジア太平洋地域諸国への輸出は400万t強で、前年比28%増。韓国 :290万t弱、日本 :54万6600t、台湾:18万5800t、中国:18万4100t、インド:10万8400t、フィリピン:7万1100t、ミャンマー:2万5000tだった。
石炭約10万tは、ロシア国内チュクチ自治管区及びカムチャッカ地方に供給された。
石炭出荷は4つの港で行われ、大部分がサハリン島西岸の石炭港。シャフチョールスク港 :約290万t弱、ウグレゴルスク港 :49万3000t 強、ボシニャコヴォ港 :41万8100t、ネヴェリスク港(サハリン島南部):35万5000t弱。
2016年、サハリンでの石油生産は5500万t、輸出は約500万tの見込みである。
その他大手石炭生産会社の2015年生産実績は、 Gornyak-1:80万8600t、 Uglegorskugol:42万3200t、西部石炭会社:18万t、中央石炭会社:27万7400tだった。
アジア太平洋地域諸国への輸出は400万t強で、前年比28%増。韓国 :290万t弱、日本 :54万6600t、台湾:18万5800t、中国:18万4100t、インド:10万8400t、フィリピン:7万1100t、ミャンマー:2万5000tだった。
石炭約10万tは、ロシア国内チュクチ自治管区及びカムチャッカ地方に供給された。
石炭出荷は4つの港で行われ、大部分がサハリン島西岸の石炭港。シャフチョールスク港 :約290万t弱、ウグレゴルスク港 :49万3000t 強、ボシニャコヴォ港 :41万8100t、ネヴェリスク港(サハリン島南部):35万5000t弱。
2016年、サハリンでの石油生産は5500万t、輸出は約500万tの見込みである。
(モスクワ事務所 屋敷真理子)
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