ロシア：ロシアエネルギー発展戦略大統領委員会

掲載日：2016年1月28日

2015年10月28日、大統領直轄の燃料・エネルギー部門発展戦略・環境安全問題委員会の会議が開催された。プーチン大統領は、「国内投資の40%以上を占める燃料エネルギー産業はロシア経済のけん引力であり、現在のエネルギー資源国際価格低迷の中で投資の空白を起こしてはならない。また、国家が推進するインフラプロジェクトと各社の投資プログラムをリンクさせ、人材や資金を集中させることが不可欠である」等を強調した。
会議の席上プーチン大統領は、国内決済における外貨利用の禁止を徹底するよう要請した。現在ロシアにおいては外貨決済が禁じられているが、港の積替え料金などドル建てで設定されていることが多く、支払い料金は事実上、為替レートに左右されている。

（モスクワ事務所　屋敷真理子）

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