ロシア:石炭産業、2016年に1万人雇用削減の可能性

掲載日:2016年2月12日

ロシア:石炭産業、2016年に1万人雇用削減の可能性 (PDF : 113KB)

1月27日の現地報道によれば、ロシア石炭労働組合会長は、2016年、ロシアの石炭産業で、1万人がリストラにあう可能性があると述べた。2013年にも同規模のリストラが行われ、2014~2015年は2年間で1.5万人がリストラされた。同会長は、リストラされる作業員を今後設立が期待される石炭化学企業で活用することを提案した。
リストラの原因は、主に炭鉱閉鎖によるもので、今年も5~6箇所、採算性のない炭鉱の閉鎖が計画されている。これらは古い炭鉱というわけではなく、石炭価格低下及び需要縮小のために採算が取れなくなったものである。また石炭価格低下により企業側が経費節減を余儀なくされ、多くの作業においてアウトソーシングを利用するようになったことや、新技術導入により作業員の必要数が縮小していることも要因のひとつ。
現在ロシアの石炭産業では、約14.4万人が石炭採掘作業に従事している他、約8.7万人が選炭工場やその他補助的生産設備で働いているという。

(モスクワ事務所 屋敷真理子)

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