インド:CIL 高品位炭価格を値下げ
掲載日:2016年4月21日
インド:CIL 高品位炭価格を値下げ (PDF : 122KB)
4月13日付けの地元報道によると、石炭公社(CIL)は、石炭の輸入価格の下落を受けて、高品位炭価格の最大40%値下げを発表した。引き下げ対象は、発電用炭、非発電用炭の両方であり、今回のCILの値下げは、過去3年間では初めてのこと。
CILによると、十分なる国内貯炭量と、国際石炭価格の10~40%下落による石炭輸入量の増加で、国内の主要炭田の販売量が減少したとのこと。CIL幹部は、2016年度(2016年4月~2017年3月)は値下げ価格で供給するだろうとした。現時点でのインド国内の貯炭量は、CILで5,800万トン、電力各社で合計3,900万トンと推定される。
CILによると、十分なる国内貯炭量と、国際石炭価格の10~40%下落による石炭輸入量の増加で、国内の主要炭田の販売量が減少したとのこと。CIL幹部は、2016年度(2016年4月~2017年3月)は値下げ価格で供給するだろうとした。現時点でのインド国内の貯炭量は、CILで5,800万トン、電力各社で合計3,900万トンと推定される。
(石炭開発部 辻 誠)
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