ロシア:Rostech社、エリガ炭他A-Property社との共同資産から撤退

掲載日:2022年5月19日

4月22日付の現地報道によれば、2021年にA-Property社のアヴドリャン氏からエリガ炭鉱の株式5%を取得したRostech社は、その株式を売り戻し、他の共同資産からも撤退する予定である。また同社は、エリガ炭の輸出先である沿海州のベラ港の25%(A-Property社が75%)を売却する予定である。

この株式の買い手は、アヴドリャン氏の石炭資産を管理するElga Ugol社の社長であるイサエフ氏となる見込み。イサエフ氏はエリガ炭鉱の20%の所有者となる。これらの案件の金額は公表されていないが、「市場価格で」締結されるとのこと。

(モスクワ事務所 屋敷 真理子)

おことわり:本レポートの内容は、必ずしも独立行政法人エネルギー・金属鉱物資源機構としての見解を示すものではありません。正確な情報をお届けするよう最大限の努力を行ってはおりますが、本レポートの内容に誤りのある可能性もあります。本レポートに基づきとられた行動の帰結につき、独立行政法人エネルギー・金属鉱物資源機構及びレポート執筆者は何らの責めを負いかねます。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、独立行政法人エネルギー・金属鉱物資源機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げます。

レポート一覧

Adobe Reader

PDF形式のファイルをご覧いただくには、アドビシステムズ社から無償配布されているAdobe Readerプラグインが必要です。