ロシア:露・中の国境を越えた輸送インフラの発展は露・中貿易取引量の拡大に有効
掲載日:2022年7月28日
7月7日付の地元メディアによると、露・中両国のリーダーは2024年までに両国間の貿易額を2,000億米ドルに引き上げる施策を打ち出した。
在ハルビン・ロシア駐在総領事のフラジミル・オシェプカフ氏は6日、ロシア極東と中国黒竜江、広東省による経済・貿易協力会議にて、「世界的なコロナの感染拡大が発生する中、露・中貿易が大幅に拡大した。両国の国境を越えた輸送インフラの発展は貿易量の増加を促進すると信じている。」と述べた。
中国とロシアの間の最初の鉄道橋の黒竜江大橋(黒河-ブラゴベシチェンスク公路橋)の貨物輸送が6月10日に開通し、同時に黒河公路国境通関所も正式に始動した。
これは、中国東北地区とロシア極東地区の新たな国際輸送通路が切り開かれたことを示している。
ロシアは同鉄道橋を通して、中国に対し鉄鋼石、グラフェン、石炭、鉱物及び木材など製品の輸出量の増加を計画している。
在ハルビン・ロシア駐在総領事のフラジミル・オシェプカフ氏は6日、ロシア極東と中国黒竜江、広東省による経済・貿易協力会議にて、「世界的なコロナの感染拡大が発生する中、露・中貿易が大幅に拡大した。両国の国境を越えた輸送インフラの発展は貿易量の増加を促進すると信じている。」と述べた。
中国とロシアの間の最初の鉄道橋の黒竜江大橋(黒河-ブラゴベシチェンスク公路橋)の貨物輸送が6月10日に開通し、同時に黒河公路国境通関所も正式に始動した。
これは、中国東北地区とロシア極東地区の新たな国際輸送通路が切り開かれたことを示している。
ロシアは同鉄道橋を通して、中国に対し鉄鋼石、グラフェン、石炭、鉱物及び木材など製品の輸出量の増加を計画している。
(北京事務所 塚田 裕之)
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