ロシア:アムール川経由での露中間貨物輸送量が増加
掲載日:2022年8月18日
8月4日付の現地報道によれば、ハルビン市のロシア総領事館は、アムール川の検問所を通過する露中間の貨物輸送量が何倍にも増加した、と発表した。
ハバロフスクから中国・同江市西側河川港には、毎週3~4隻のバージ曳船が接岸し、その貨物取扱量は8月初旬に7万トンを超えた。一方、ポヤルコヴォ~遜克の国境では、受け入れた船舶の数がすでに2021年の夏期全体の3倍となっている。
「ブラゴベシェンスク~河北間の貨物輸送には、まもなく積載量を3.6千トンに増やした、バージの利用を開始する予定で、これにより貨物輸送の効率が24%向上する見込みとのこと。
2022年、河川輸送により、ロシアから石炭、木材、農産物が、中国からは建設資材、ブルドーザー、ダンプカー、タグ、移動式クレーン、掘削機などの特殊機器が輸送されているという。2021年の露中国境にある河川検問所を通過した貨物輸送量は330万トンだった。
ハバロフスクから中国・同江市西側河川港には、毎週3~4隻のバージ曳船が接岸し、その貨物取扱量は8月初旬に7万トンを超えた。一方、ポヤルコヴォ~遜克の国境では、受け入れた船舶の数がすでに2021年の夏期全体の3倍となっている。
「ブラゴベシェンスク~河北間の貨物輸送には、まもなく積載量を3.6千トンに増やした、バージの利用を開始する予定で、これにより貨物輸送の効率が24%向上する見込みとのこと。
2022年、河川輸送により、ロシアから石炭、木材、農産物が、中国からは建設資材、ブルドーザー、ダンプカー、タグ、移動式クレーン、掘削機などの特殊機器が輸送されているという。2021年の露中国境にある河川検問所を通過した貨物輸送量は330万トンだった。
(モスクワ事務所 屋敷 真理子)
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