豪州:Stanmore Resources社、QLD州Wards Well炭鉱の南部を米Peabody社に1億3,550万米ドルで売却へ
掲載日:2023年11月10日
10月26日付のメディアによると、豪Stanmore Resources社は、QLD州Wards Well炭鉱(原料炭)の南部を米Peabody社に1億3,550万米ドルで売却することで同社と合意を締結したことを明らかにした。
Peabody社はこの合意に基づき1億3,550万米ドルの支払いのほかにも付属的な支払いとして、同炭鉱南部で石炭生産量が1億2千万トンに達するまでの間、石炭販売価格が一定額を上回った場合は当初ロイヤルティとして最大2億米ドルを支払うほか、生産量が1億2千万トンを上回った後にも石炭販売価格が一定額を上回った際に当初ロイヤルティの1トン毎の支払い額に一定比率を掛けた額のロイヤルティを支払うとしている。
Stanmore社は、Wards Well炭鉱の南部をPeabody社に売却することの背景について、自社が今後数年間は同炭鉱南部の開発を行わない見通しであること、同炭鉱南部が、Peabody社の操業する同州North Goonyella炭鉱(原料炭)に隣接しており、North Goonyella炭鉱のインフラを使用して開発されることが可能であることなどを挙げている。Stanmore社によると、Wards Well炭鉱南部の売却手続きは2024年上半期に完了する予定であるとされている。
Peabody社はこの合意に基づき1億3,550万米ドルの支払いのほかにも付属的な支払いとして、同炭鉱南部で石炭生産量が1億2千万トンに達するまでの間、石炭販売価格が一定額を上回った場合は当初ロイヤルティとして最大2億米ドルを支払うほか、生産量が1億2千万トンを上回った後にも石炭販売価格が一定額を上回った際に当初ロイヤルティの1トン毎の支払い額に一定比率を掛けた額のロイヤルティを支払うとしている。
Stanmore社は、Wards Well炭鉱の南部をPeabody社に売却することの背景について、自社が今後数年間は同炭鉱南部の開発を行わない見通しであること、同炭鉱南部が、Peabody社の操業する同州North Goonyella炭鉱(原料炭)に隣接しており、North Goonyella炭鉱のインフラを使用して開発されることが可能であることなどを挙げている。Stanmore社によると、Wards Well炭鉱南部の売却手続きは2024年上半期に完了する予定であるとされている。
(シドニー事務所 Whatmore 康子)
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